倉元製作所、徳業エネルギー日本と蓄電池・VPP事業で提携、大規模蓄電池・マイクログリッド分野に参入

ビジネス 万年筆 メモ

■オールインワン型蓄電池を日本展開、再エネ対応の新成長戦略を推進

 倉元製作所<5216>(東証スタンダード)は10月23日、徳業エネルギー日本(Deye Japan)と大規模蓄電池システム、マイクログリッドおよびバーチャルパワープラント(VPP)関連事業に関する業務提携基本契約(MOU)を締結したと発表した。これにより、同社はDeye Japanが開発・製造する蓄電池システムの日本国内における販売権(非独占・非排他)を取得した。効力は2025年10月17日から1年間とし、正式契約の締結後に本格的な事業展開を開始する予定である。

 倉元製作所は、2025年4月に新たなストックビジネスとして系統用蓄電池事業を開始し、資金調達方針を自己資金からファンド組成へ転換していた。今回の提携はその事業拡大を目的とし、Deye Japanが持つ太陽光インバーターや蓄電池システムの技術を活用する。同社の親会社である中国・寧波徳業科技(Ningbo Deye Technology、上海上場、時価総額約1兆4000億円)は、世界130か国以上に再生エネルギー機器を供給しており、グローバルなクラウド型エネルギー管理システムを構築している。

 今回の業務提携により、倉元製作所は「製造業×エネルギー×デジタル」を軸とする中長期方針のもと、大規模蓄電池システム、マイクログリッド、VPPの3分野で協業を展開する。提供されるオールインワン型蓄電池システムは、蓄電池とPCSを一体化し、設置面積を従来比3分の1に抑えるなどの特徴を持つ。倉元製作所は日本市場での営業、設計、施工、保守を担当し、Deye Japanは製品供給や技術支援を担う。脱炭素社会に向けた分散型エネルギーシステムの需要拡大を見据え、両社は次世代電力基盤の構築を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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