住友ファーマがストップ高、業績予想の大幅な増額修正を好感

■北米で進行性前立腺がん治療剤など想定を上回り持分譲渡益も計上

 住友ファーマ<4506>(東証プライム)は4月30日、買い気配で始まった後ストップ高の787円(100円高、14%高)で始値をつけ、急伸相場となって一段と出直りを強めている。前取引日・28日の夕方に業績予想の大幅な増額修正を発表、好感買いが集中した。

 2025年3月期の連結業績見通しについて、北米で進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」などが想定を上回ったことや、再生・細胞医薬事業の持分譲渡益を計上することなどを要因に、売上収益は前回予想を4.7%上回る見込みに見直し、営業利益は同37.1%、親会社の所有者に帰属する当期利益は同47.5%上回る見込みに見直した。決算発表は5月13日を予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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