【主なニュース&材料】銘柄分析・新製品・電動化・国際展開・株主還元・業績上方修正――企業価値向上へ

■新ブランド・教育事業・月次報告

・トヨタ自動車<7203>(東証プライム):新型「ハイラックス」をタイで世界初公開。BEVモデルを追加し2026年以降アジアで順次発売。日本では同年中にディーゼル車導入予定。航続300km超、低重心構造で悪路走破性を維持。地域別最適な電動化を推進。

・(銘柄分析)いよぎんホールディングス<5830>(東証プライム):減益予想から一転して増益へ。経常収益2420億円(前期比4.4%増)、純利益660億円(同23.8%増)と過去最高更新見通し。上方修正・増配・自己株式取得が材料視され株価は反発。

・RIZAPグループ<2928>(札証ア):新ブランド「REZAP」立ち上げ。火山灰練り込み素材で血行促進・疲労回復を支援。一般医療機器届出済み。Tシャツ・スパッツ発売でウェルネス分野へ進出。

・テンダ<4198>(東証スタンダード)・ニーズウェル<3992>(東証プライム):ソフトウェアテスト領域で協業。自動記録ツール「Dojo」活用で証跡作成を自動化し、品質保証のDX化を推進。

・NOK<7240>(東証プライム)・イーグル工業<6486>(東証プライム):2026年10月に経営統合。共同持株会社「NOK Group」設立。素材技術融合で次世代モビリティ・脱炭素に対応。

・(銘柄分析)ティムコ<7501>(東証スタンダード):熊撃退スプレー「熊一目散」が材料視され株価急伸。2005年以来の高値圏。26年11月期の収益改善を期待。

・(銘柄分析)イトーキ<7972>(東証プライム):25年12月期は2桁増益予想。ワークプレイス・設備機器事業が堅調。第3四半期累計も好調で株主還元を強化。

・(銘柄分析)綿半ホールディングス<3199>(東証プライム):小売・建設・貿易3事業が堅調。11期連続増配予想。地域密着経営で収益拡大基調を維持。

・(銘柄分析)エイトレッド<3969>(東証スタンダード):クラウド事業拡大が寄与。26年3月期は2桁増益・9期連続増配見込み。ワークフローDXが進展。

・(銘柄分析)ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード・名証メイン):26年3月期は大幅増益・連続増配予想。M&Aと会費改定効果が寄与。上場維持基準適合も確認。

・清和中央ホールディングス<7531>(東証スタンダード):札幌証券取引所本則市場に重複上場。北海道地域での認知向上と流動性拡大を狙う。

・レナサイエンス<4889>(東証グロース):ノースウエスタン大・東北大と国際共同研究開始。「長寿」と「がん」領域でPAI-1阻害薬を軸に新薬開発を推進。

・イオン<8267>(東証プライム):10月既存店売上4.7%増。秋冬商戦と値下げ施策が奏功し食品38カ月連続プラス。

・丸千代山岡家<3399>(東証スタンダード):10月既存店16.5%増、全店122.8%。限定メニューと新規出店効果で2桁成長。

・オートバックスセブン<9832>(東証プライム):10月既存店売上3%増。冬タイヤ・整備需要が牽引。

・買取王国<3181>(東証スタンダード):10月既存店売上9.1%増、全店12.6%増。良品買館の直営化効果で拡大。

・キャンドゥ<2698>(東証スタンダード):10月既存店4.1%増。生活必需品強化で堅調基調。

・インタースペース<2122>(東証スタンダード):通期業績を上方修正。経常利益を33%増額。課金サービスが想定超。

・JPホールディングス<2749>(東証プライム):浦和美園にインターナショナルスクール開設。英語と科学教育を融合した新教育環境。

・江崎グリコ<2206>(東証プライム):「アイクレオ赤ちゃんミルク」の賞味期限を9カ月→10カ月に延長。安全性確認で2025年11月製造分から適用。

・科研製薬<4521>(東証プライム):「KP-001」国内第Ⅲ相試験で有効性を確認。2026年度の承認申請を目指す。

・Speee<4499>(東証スタンダード):「ヌリカエ」初の書籍を出版。10年のリフォームノウハウを体系化。DX推進企業が専門知識を生活者へ提供。

・トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム):10月既存店売上6.6%増。秋冬衣料と訪日客需要が押し上げ。50か月連続で前年超え。

・綿半ホールディングス<3199>(東証プライム):10月「狂安」プロモーション効果で季節商材・加工食品が好調。客単価は16カ月連続プラス。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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