JX金属・三井金属・丸紅・三菱マテリアル、銅事業統合に向け基本合意

■三菱マテリアルの販売・調達事業をPPCに統合、2026年3月末に最終契約目標

 JX金属<5016>(東証プライム)、三井金属<5706>(東証プライム)、丸紅<8002>(東証プライム)、三菱マテリアル<5711>(東証プライム)の4社は11月11日、銅精鉱の購入および電気銅などの販売事業の統合に向けた基本合意書を締結した。対象となるのは三菱マテリアルが営む銅精鉱の調達および関連製品の販売事業で、JX金属・三井金属・丸紅が出資するパンパシフィック・カッパー(PPC)に統合することを前提に、具体的な協議と検討を進める。最終契約の締結は2026年3月末を目標とし、国内外当局の許認可取得が前提条件となる。

 銅製錬事業は、海外勢との競争激化や鉱山会社との取引条件(TC/RC)の悪化により収益環境が厳しさを増している。4社は同統合により銅精鉱の一括調達を実現し、国際競争力の強化とコスト削減を図る狙いを示した。販売オペレーションや共通機能の集約による効率化で、収益性を維持・向上させる新体制の構築を目指す。

 今後は、三菱マテリアルの対象事業を会社分割などの方法でPPCが設立する新会社に承継させる計画で、PPCは4社の持分法適用会社となる見通し。PPCの製錬委託先には現行のJX金属製錬、日比製煉に加え、三菱マテリアルも新たに加わる体制を検討する。4社は協議を重ね、最終契約締結に向けて誠実に条件を詰める方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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