北九州市立大学とゼンリン、産学連携協定を締結、新学部「情報イノベーション学部」でデジタル人材育成を加速

■2027年開設予定の情報イノベーション学部、課題解決型学習にゼンリンが協力

 北九州市立大学は7月28日、ゼンリン<9474>(東証プライム)と産学連携協定を締結したと発表。今回の協定は、互いの強みを活かした幅広い協力を通じて、地域社会に貢献する人材の育成と地域の活性化を目的としている。とくに、2027年4月に新設予定の「情報イノベーション学部(仮称)」において、実践的な教育の共同実施を軸に連携を深めていく。

 新学部では、即戦力となるデジタル人材の育成を目指し、市内企業との連携による課題解決型学習(PBL)を推進する。ゼンリンは地理空間情報を活用したノウハウを活かし、同学部に講師やメンターを派遣するほか、「地理空間情報学」の共同カリキュラム開発などを予定している。教育現場と産業界の融合により、現実社会の課題に対応できる人材の育成を図る。

 ゼンリンは高度な地理空間データベース技術を持ち、DXによる社会課題の解決や地域との共創に注力している。今回の協定を通じて、両者は人材育成と地域経済の発展に寄与する取り組みを強化し、持続可能な社会づくりに貢献していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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