良品計画、ライム発酵カカオの新作2種を追加、季節限定4品を発売

■スラウェシ島産カカオをライムとともに発酵、自然な柑橘香が特長

 良品計画<7453>(東証プライム)は11月26日、チョコレートブランド「dari K」と協業し、ライム発酵カカオを用いたチョコレート菓子4種を12月3日から季節限定で発売すると発表した。無印良品の一部店舗で順次展開し、「レーズントリュフ」と「アイス チョコレート」を新たに追加する。原料となるカカオはインドネシア・スラウェシ島産で、発酵工程にライムを加えることで自然な柑橘の風味を引き出している。

 同社は「感じ良い暮らしと社会」の実現を掲げ、持続的なカカオ産業を支える取り組みを行うdari Kの活動に共感し、昨年に続く商品開発を実施した。dari Kは現地農家の収入向上、栽培指導、生物多様性を育むアグロフォレストリーなど、生産地に根ざした支援を行っており、今回のライム発酵カカオもその成果を生かしたものとなる。前回発売した同シリーズは想定を超える反響を得ており、消費者の評価を踏まえてラインナップを拡充した。

 また、無印良品の店舗では『無印良品 チョコレート展 2025』を開催し、50種のチョコレート展示や香りと音による体験型企画を行う。来場者には未発売商品の試食、限定クーポン、SNS投稿での特典を用意するほか、「無印良品 東京有明」ではライム発酵をテーマにしたワークショップも予定しており、ブランド体験の強化を図る。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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