エスプール傘下のエスプールブルードットグリーン、累計700社・2000件のサステナビリティ経営を支援

■実務に寄り添う「手を動かす支援」を強みに、CDP回答支援はリピート率80%超

 エスプール<2471>(東証プライム)傘下のエスプールブルードットグリーン(本社:東京都千代田区)は11月26日、企業へのサステナビリティ対応が求められる機会が増える中、同社のサステナビリティ経営支援事業における累計支援企業数が700社、支援件数が2,000件を突破したと発表した。

◎サステナビリティ情報開示の広がり

 「2050年カーボンニュートラル宣言」を契機に、各国でGX(グリーントランスフォーメーション)が加速し、企業にとってサステナビリティ対応は不可欠になりつつある。投資家からの要請も強まり、各国で情報開示ルールが策定・整備される中、同社が2025年1月に実施した調査では、約6割の投資家が「企業のESG評価は投資に影響する」と回答した。

 一部の国では開示ルールの簡素化や施行延期が見られるものの、世界全体の潮流に大きな変動はない。日本国内でも、

2026年:排出量取引制度の本格稼働
2027年:SSBJ基準*の段階的適用開始

が予定されており、業種・規模を問わず多様な企業から相談が寄せられ、累計支援企業数700社・支援件数2,000件を突破した。

*Sustainability Standards Board of Japan(サステナビリティ基準委員会)の略。ISSBが策定した世界共通のサステナビリティ開示基準IFRS S1・S2の日本版策定のために設立。

◎エスプールブルードットグリーンの支援

 同社は、カーボンニュートラルを目指す企業のパートナーとして、拡大するサステナビリティ情報開示の要請に応える幅広いコンサルティングサービスを提供している。単なるアドバイスにとどまらず、企業の実務に寄り添う「手を動かす支援」を強みとしており、特にCDP回答支援ではリピート率80%以上を維持している。

・CDP質問書への回答支援(2025年は過去最多の204社・304件を支援)
・温室効果ガス(GHG)排出量の算定支援
・EcoVadisやFTSE・MSCIなど各種ESG評価機関への対応支援
・TCFD・TNFDなどサステナビリティ関連情報の開示支援
・カーボン・クレジットの創出および活用支援
・サステナビリティ研修動画の提供
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る