Veritas In Silico、独自DDS「Perfusio」が特許査定、権利化完了

■臓器灌流を可能にする二重構造カテーテルで核酸医薬品の送達精度向上

 Veritas In Silico<130A>(東証グロース)は12月15日、同社独自のドラッグデリバリーシステム(DDS)「Perfusio」について、特許庁による査定を受け、権利化手続きが完了したと発表した。核酸医薬品を中核とする自社パイプライン創出の一環で、希少疾患などアンメットメディカルニーズへの対応を視野に入れる。

 今回権利化された技術は、二重構造のバルーンカテーテルを用い、治療対象臓器の動脈側と静脈側をそれぞれ閉塞することで、体血流とは異なる流体による臓器灌流を可能にする点が特徴だ。医薬品を含む液体を灌流させることで、薬剤を対象臓器のみに選択的かつ正確に送達し、投与後は回収できる。核酸医薬品をはじめ、低分子医薬品や抗体医薬品への応用も可能としている。

 同社は、このDDSを自社で開発中のシンプルな核酸医薬品と組み合わせることで、投与量の最小化や治療コスト低減につなげ、幅広い臓器や疾患への新たな治療選択肢を提供できる可能性があるとして、早期の実用化を目指す。2026年1月1日付で設置する新規事業開発室にて事業化を進め、2026年12月期以降の業績への影響については現在精査中としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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