■銘柄分析・株主還元・新サービス・連結子会社化

・ホンダ＜７２６７＞（東証プライム）：持分法適用関連会社Ａｓｔｅｍｏの株式を日立製作所から２１％追加取得し連結子会社化。出資比率はＨｏｎｄａ６１％、日立１９％、ＪＩＣＣ２０％。２０２７年３月期第１四半期中に取得予定。ＳＤＶ開発力・コスト競争力向上のため技術力強化を図り、将来的なＩＰＯも視野。

・ＧＭＯインターネット＜４７８４＞（東証プライム）：高性能ＧＰＵクラウド「ＧＭＯ　ＧＰＵクラウド」に「ＮＶＩＤＩＡ　ＨＧＸ　Ｂ３００」搭載ベアメタル型サービスを国内最速クラスで提供開始。ＧＰＵメモリ計２．３ＴＢでＨ２００比推論性能１１倍。大規模ＬＬＭ高速推論やエージェント型ＡＩ開発に最適化。

・Ｌａｂｏｒｏ．ＡＩ＜５５８６＞（東証グロース）：オムロンのＰＬＣ向け設計コード生成ＡＩ開発を支援。自然文チャット指示からＳＴ言語コード自動生成でコーディング作業を高度化・自動化。熟練エンジニア不足に対応し製造現場ＤＸを加速。

・サッポロホールディングス＜２５０１＞（東証プライム）傘下サッポロビール：ミズノと協働開発のノンアルコールビール「サッポロ　ＳＵＰＥＲ　ＳＴＡＲ」を２０２６年２月２５日に近畿エリア限定で通年発売。運動後の新習慣提案でクエン酸・電解質配合、健康寿命延伸ニーズに対応。

・サイフューズ＜４８９２＞（東証グロース）：京都大学医学部附属病院などと同種臍帯由来細胞による三次元神経導管移植治験を２０２６年１月開始。免疫抑制剤不要で世界初の取り組み、末梢神経損傷治療の選択肢拡大へ。

・マクセル＜６８１０＞（東証プライム）：ＩｏＴ主電源向けコイン形全固体電池「ＰＳＢ２０３２」を開発。標準容量３５ｍＡｈで従来品比約４倍、放電温度範囲－５０～＋１２５℃。１２月下旬からサンプル提供開始。

・コニシ＜４９５６＞（東証プライム）：中井土木（三重県松阪市）の全株式を２７．５億円で取得し１００％子会社化。２０２６年１月５日譲渡実行。国土強靭化でインフラ補修需要取り込み、工事事業を拡充。

・アクセルスペースホールディングス＜４０２Ａ＞（東証グロース）：Ｐａｌｅ　Ｂｌｕｅ社と軌道上実証サービス契約締結。ＡＬ　Ｌａｂで小型ホールスラスタ実証を２０２７年実施予定。

・Ｓｙｎｓｐｅｃｔｉｖｅ＜２９０Ａ＞（東証グロース）：ＪＡＸＡ宇宙戦略基金の補助金２２億４３００万円を２０２５年１２月期第４四半期に営業外収益計上。商業衛星コンステレーション構築加速化テーマで採択。

・オープンワーク＜５１３９＞（東証グロース）：ＰＭ　Ｃｌｕｂを完全子会社化し吸収合併。株式譲渡２０２６年１月５日、合併効力発生日同年４月１日予定。スキルベースドハイヤリング対応サービス開発を加速。

・ＧＭＯコマース＜４１０Ａ＞（東証グロース）：株主優待制度を新設。１００株以上保有でＧＭＯクリック証券での買付代金の０．０３％相当のビットコインを付与（上限１万円）。２０２５年１２月３１日基準から開始。

・ニッスイ＜１３３２＞（東証プライム）：チリのＰＹ社全株式を１億３３００万米ドルで取得。連結子会社ＳＡ社通じ完全子会社化し、サーモン養殖事業を海外で拡大。２０２６年１月上旬クロージング予定。

・サイバーセキュリティクラウド＜４４９３＞（東証グロース）：ハウス食品グループ本社が「ＣｌｏｕｄＦａｓｔｅｎｅｒ」導入。大量アラート整理と優先度付けでＡＷＳセキュリティ運用を高度化。

・ｔｒｉｐｌａ＜５１３６＞（東証グロース）：千葉県大多喜町ＤＭＯサイト「わくわく大多喜」に「ｔｒｉｐｌａ　Ｂｏｏｋ」導入。観光情報と宿泊予約を一体化しＯＴＡ依存脱却、地域主導の収益化を実現。

・ＥＲＩホールディングス＜６０８３＞（東証スタンダード）：２０２６年５月期経常利益予想を６０．７％上方修正し４５億円へ、過去最高益更新見通し。年間配当は１１０円に増額。省エネ・構造関連審査業務拡大とＭ＆Ａが寄与。

・（銘柄診断）東和ハイシステム＜４１７２＞（東証スタンダード）：２０２６年１月１日に社名を「Ｈｉクラテス」に変更予定。主力のＡＩ・音声歯科電子カルテシリーズの総称と統一しブランド力強化。３期連続最高業績見通し。

・（銘柄分析）ベステラ＜１４３３＞（東証プライム）：２６年１月期第３四半期累計大幅増益、通期も大幅増益予想。老朽化プラント解体需要を追い風に大型工事順調。

・（銘柄分析）アスカネット＜２４３８＞（東証グロース）：葬儀業界初の葬儀社向けＥＣサイト作成サービス「ＥＣプラス」提供開始。２６年４月期中間期大幅増益で通期も大幅増益予想。

・（銘柄分析）エイトレッド＜３９６９＞（東証スタンダード）：２６年３月期２桁営業・経常増益で９期連続増配予想。クラウドサービス拡大で収益基盤堅調。

・（銘柄分析）ＪＳＰ＜７９４２＞（東証プライム）：需要調整下でも収益基盤堅調、北米回復で下期改善期待。株価は年初来高値圏で推移。

・（銘柄分析）日本エンタープライズ＜４８２９＞（東証スタンダード）：２６年５月期大幅増収増益予想。コンテンツサービスとシステム開発が寄与し収益回復基調。

・楽天グループ＜４７５５＞（東証プライム）：日用品・小型家電を最短当日配送する「楽天２４エクスプレス」を１２月１８日提供開始。東京２３区は１３時までの注文で当日配送、１，９８０円以上で送料無料。

・マーケットエンタープライズ＜３１３５＞（東証プライム）：大阪府河内長野市と協定締結。リユースプラットフォーム「おいくら」活用で廃棄物削減と循環型社会形成を推進。

・カプコン＜９６９７＞（東証プライム）：『モンスターハンターワイルズ』無料タイトルアップデート第４弾配信。ゴグマジオス常設クエスト解禁、武器・防具強化素材の入手機会拡大。

・綿半ホールディングス＜３１９９＞（東証プライム）：第１５回わたしの「ふる里自慢」絵画コンクール入賞作品決定。全国から２，５７８点の応募、５７点が入賞。

・ＬＩＮＥヤフー＜４６８９＞（東証プライム）：「Ｙａｈｏｏ！　ＪＡＰＡＮ」アプリでニュース深掘り機能提供。生成ＡＩがチャット形式で記事の要点や背景知識を解説。

（情報提供：日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部）