三菱電機、米Tulip社に出資し戦略提携、製造現場のノーコード基盤を強化

■開発遅延や運用複雑化に対応、現場のスピードと柔軟性を高める狙い

 三菱電機<6503>(東証プライム)は12月22日、米Tulip Interfaces,Inc.(本社:米マサチューセッツ州)への出資と、戦略的技術提携契約の締結を発表した。ノーコードでのシステム開発基盤を構築し、製造現場のデジタル化を支援するDXソリューションを強化する。

 製造・設備管理の現場では、労働力不足に加え、大規模システムに起因する開発遅延や保守運用の複雑化が課題となっている。従来のモノリシックな仕組みでは、現場が求めるスピードや柔軟性に追いつかず、オペレーションの停滞要因となる例も増えている。両社は、マイクロサービス化やコンポーザブルな設計思想を活用し、複雑なプログラミングを要しないクラウド開発の需要に応える構えだ。

 Tulip社は、製造現場向けの構成可能なノーコード、AIネイティブなアプリケーション基盤を提供し、リアルタイム把握や品質向上、継続的改善を後押ししてきた。三菱電機は、革新的な技術とDXソリューションの迅速な市場投入を狙い、社内のデジタル化による開発・生産効率の向上や人財育成も進める。幅広い分野での展開を通じ、「イノベーティブカンパニー」への変革とSerendie(セレンディ)関連事業の加速につなげる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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