
■画像ベースの観光アプリ「SASSY」とのシナジーに期待
スターツ出版<7849>(東証スタンダード)は6月6日、Relyon Tripの発行済株式の80%を取得し子会社化したと発表。今回の株式取得は適時開示基準に該当しないが、経営戦略上の重要な取り組みとして任意に公表されたものである。
Relyon Tripは、観光DXアプリ「SASSY」などを通じ、画像ベースで直感的に観光地や飲食店を紹介するWEBサービスを展開する企業であり、大阪市に拠点を置く。スターツ出版は、同社の技術やコンテンツを既存のメディアソリューション事業やレストラン予約サービス「オズのプレミアム予約」などと融合させ、商業施設や自治体のプロモーション支援に活用していく方針だ。
なお、取得株数は5600株で、議決権比率80%を占める。取得価額は守秘義務のため非開示とされているが、適時開示基準に該当しない範囲の軽微な水準とされている。2025年12月期の業績への影響は軽微と見込まれており、必要に応じて追加の情報開示を行うと明記された。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)