
■売上・決済など販売データをAPI自動取り込み
fonfun<2323>(東証スタンダード)は12月23日、米国決済大手Square(NYSE:XYZ)が提供するPOSシステムとのデータ連携開始を発表した。日次決算総合プラットフォーム「れすだく」とSquare POS経由の販売・決済データを統合し、中小・小規模事業者の経営効率化とグローバル市場での事業展開を支援する。
Square POSと日次決算プラットフォームのデータ連携は国内初という。API連携により、売上、商品別販売数、取引時刻、決済方法などの販売データを自動取り込みし、翌朝には国境を問わず日次の損益状況把握を可能にする。今後は国内外の有力ITサービスとの連携を進め、POS・決済領域のデータ連携強化で「れすだく」の付加価値向上を図る。
■Square連携を材料に急騰
株価は12月23日、買いが膨らみ、一時929円(13:05)まで上昇した。POSデータと日次決算基盤「れすだく」の国内初連携が、海外展開・付加価値向上への期待を誘った。時価総額は約61億円と小型で値動きが荒くなりやすい。上値は970円や年初来高値1057円が壁となる。一方、無配のため材料出尽くし局面では押し目の深さに注意したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















