イトーキの特殊扉技術の第一人者、河西勉氏が核シェルター協会理事就任

■地下シェルター普及担う協会理事に

 イトーキ<7972>(東証プライム)は1月14日、設備機器事業本部技術総監の河西勉氏が、2026年1月1日付でNPO法人日本核シェルター協会の理事に就任したと発表した。同協会の会員企業としては4社目、特殊扉関連企業としては初の理事就任となる。河西氏は災害や有事に備えた地下シェルターの普及に向け、性能や仕様の方針策定などに関与する。

 同社は1966年から特殊扉事業を展開し、国内の高度医療・研究施設などに約3,000基を納入してきた実績を持つ。こうした技術を基に、耐衝撃性や気密水密性、放射線遮蔽性能を備えたマルチ防災シェルター扉「BOUNCEBACK」を2024年に開発した。河西氏は、ギネス認定の世界最重量720トンの放射線遮蔽扉を含む約2,000基の特殊扉の設計・開発・技術指導に携わってきた。

 日本では地下シェルター整備を巡る議論が進み、産学官民による性能・仕様検討も本格化している。イトーキは関連ワーキンググループに特殊扉業界で唯一の企業委員として参画し、レジリエンス認証も取得している。河西氏の理事就任を通じ、同社は世界基準と純国産技術を融合した防災シェルターの普及を後押しし、人命と社会基盤を守る取り組みを強化する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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