塩野義製薬、HIV・エイズ薬の世界大手ViiV社へ3347億円超投資

■議決権比率21.7%に引き上げ、長年のHIV協業関係を深化

 塩野義製薬<4507>(東証プライム)は1月20日8時30分、英国ViiV Healthcare Ltd.への追加出資を決定し、同社を持分法適用関連会社とすることを発表した。議決権比率で11.7%に相当する株式を取得する契約を、グラクソ・スミスクラインおよびファイザーと締結し、出資後の議決権比率は21.7%となる。これにより、同社は配当収益を得るとともに、ViiV社の経営に引き続き参画する。

 今回の出資は、感染症の脅威からの解放を重要課題に掲げる同社の戦略の一環である。2001年以降、HIV領域でViiV社およびGSK社と協業を進め、ドルテグラビルやカボテグラビルなどのインテグラーゼ阻害剤を創出してきた。ドルテグラビルを含む治療レジメンは世界で2400万人以上の治療に貢献し、長時間作用型注射剤の開発も進展している。

 契約概要では、塩野義製薬グループが2125百万米ドル(約3347億9300万円)を出資し、ViiV社が新株を発行する。一方、ViiV社はファイザー保有株を取得・消却し、GSKに特別配当を実施する。本件による2026年3月期業績への影響は軽微だが、2027年3月期以降は利益貢献を見込むとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■特殊な無線技術で高感度化、動物実験で市販測定器と高い一致  早稲田大学と山口大学の研究グループは…
  2. ■2019年以来の来日、K-POP史上最多規模の単独ツアー  21世紀のポップアイコン・BTSが、…
  3. ■開園から42年266日、2パーク合計で大台到達  オリエンタルランド<4661>(東証プライム)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  2. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  3. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  4. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  5. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  6. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る