トレジャー・ファクトリーの第3四半期業績は増収増益と好調で、後場開始早々ストップ高となる

■利益面で高い進捗率、上振れも期待できる

 前場引け後に発表されたトレジャー・ファクトリー<3093>(東1)の第3四半期業績は、増収増益と好調であったこともあり、後場開始早々ストップ高となった。

 今期16年2月期第3四半期連結業績は、売上高89億94百万円(前年同期比15.2%増)、営業利益8億42百万円(同8.8%増)、経常利益8億64百万円(同9.0%増)、純利益5億10百万円(同15.6%増)であった。

 第3四半期(3月~11月)の既存店の売上高は、前年同期比6.0%増であった。商品カテゴリー別では、電化製品が同18.6%増、衣料は同14.0%増、服飾雑貨も同15.7%増と順調。商品仕入れ高は、全社で同16.8%増と好調であった。中でも一般買取は同22.1%増と大きく伸びた。
 新規出店については、「トレジャーファクトリー」4店舗、「トレファクスタイル」2店舗、「トレファクスポーツ」1店舗、「ユーズレット」1店舗と8店舗増えたことで、合計店舗数は90店舗となった。

 通期業績予想に対する進捗率は、売上高75.9%、営業利益81.0%、経常利益82.1%、純利益80.8%と利益面で高い進捗率となっていることから、利益面での上振れも期待できる。

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