シャープが「買収提案」報道で一時25%高の急伸

シャープ

■長続きせず値を消すが「ダブルボトム」形成し好材料には敏感な展開の予想

 シャープ<6753>(東1・売買単位千株)は21日の13時過ぎに急伸する場面があり、それまでの125円(4円高)前後から一時25%高の151円(30円高)まで上げた。米ウォール・ストリート・ジャーナルの報道として、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が約6250億円でシャープの買収を提案したと伝えられた。ただ、急伸は長続きせず、13時50分にかけては一時130円を割る水準まで値を消した。このところの株価は、12月に108円まで下げた後も1月14日の108円を下値に下げ止まっているため、いわゆる「ダブルボトム」の底打ちが完成した形になっている。今後も好材料には敏感な展開になる可能性がある。

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