【株式市場】四半期決算発表銘柄の一部が安く日銀会合も気になり日経平均は一時144円安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6953円09銭(88円36銭安)、TOPIXは1389.60ポイント(2.50ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億596万株

チャート14 29日前場の東京株式市場は、NY株高や円安などの外部要因は追い風になったが、昨日四半期決算を発表したファナック<6954>(東1)富士電機<6504>(東1)などの下げが目立ち、日経平均は10時30分にかけて144円30銭安(1万6897円15銭)まで下げる場面があった。ただ、日銀・金融政策決定会合の結果が通例なら昼頃に伝えられるため期待感はあり、前引けは88円36銭安(1万6953円09銭)となった。主な株価指数の中では東証2部指数が高い。

 昨日第3四半期決算を発表した銘柄の中ではオリエンタルランド<4661>(東1)日立金属<5486>(東1)ドリコム<3793>(東マ)などが高く、このところ物色人気が強いゲーム株はエクストリーム<6033>(東マ)がストップ高など一段と活発化。構造計画研究所<4748>(JQS)は総務相による通信速度100倍を目指す検討などが材料とされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億596万株、売買代金は1兆1408億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は927銘柄、値下がり銘柄数は859銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る