上場2日目のハイアス&カンパニーは2.9倍で初値のあと一転ストップ安

株式市場 IPO 鐘

■PERなど比較して強弱感が分かれた可能性が

 上場2日目となったハイアス・アンド・カンパニー(ハイアス&カンパニー)<6192>(東マ・売買単位100株)は6日、9時45分に公開価格950円の2.9倍になる2750円で売買が成立し初値がついたが、前場の2829円を高値に次第安となり、後場は本日のストップ安の2250円まで値を消して売り気配となっている。初値でのPERは33倍になり、たとえば建築家のノウハウを集めて提供するアーキテクツSJ(6085)のPER16倍前後などが参考になる。

 地域の中小企業(建設業者、工務店、不動産仲介業者など)を会員組織としてネットワーク化し、デザイナーズ注文住宅提供事業パッケージや不動産流通支援システムなどの具体的かつ先進的なビジネスモデルや技術を提案・提供する。

 2016年4月期の会社発表の業績見通し(連結)は、売上高が前期比21.6%増の32億6600万円、純利益は同3.3倍の1億5600万円、1株利益は84円31銭。

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