YKTが第1四半期の大幅増益など好感しストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■期初に示した通期予想を営業利益など上回る

 機械専門商社のYKT<2693>(JQS・売買単位100株)は9日、取引開始後にストップ高の216円(50円高)で売買を交え、年初来の高値を約3ヵ月ぶりに更新した。5月6日に2016年12月期の第1四半期決算(16年1~3月、連結)を発表し、前年同期比で売上高が24%増加し営業利益は同2.5倍になったことなどが好感された。

 通期の業績予想は2月の前期決算発表での見通しを据え置いたが、営業利益をみると通期予想の1.6億円に対し第1四半期が2.9億円となり大幅に超過。純利益も通期予想の1億円に対し第1四半期が1.9億円と通期予想を超過した。第1四半期の段階で業績の好調な銘柄は期待や思惑を集めやすいとされ、高下しながらも上値を指向する可能性がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る