【株式市場】外貨準備高うけ円が強含み日経平均は前引けにかけて値を消す

株式

◆日経平均の前引けは1万6612円99銭(47円80銭高)、TOPIXは1335.87ポイント(0.97ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億9341万株

チャート4 11日前場の東京株式市場は、NY株の急伸222ドル高や朝方の円安基調などが好感されて日経平均は10時前後に249円45銭高(1万6814円64銭)まで上げたが、円相場は外貨準備高の5カ月連続増加などを受けて次第に強含み、つれて日経平均も値を消して一時14円31銭安まで軟化。前引けは47円80銭高(1万6612円99銭)となった。主な株価指数では東証2部指数が小安い。

 前日発表の決算が好調だった住友重機械工業<6302>(東1)スズキ<7269>(東1)ソフトバンク<9984>(東1)などが活況高となったが、朝高の後は一進一退。アクトコール<6064>(東マ)ドーン<2303>(JQS)は5月末の株式分割などが材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は10億9341万株、売買代金は1兆770億円。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は756銘柄、値下がり銘柄数は1063銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、機械、情報・通信、鉱業、電気機器、海運、電力・ガス、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る