巴工業の第2四半期予想は利益面で当初予想を上回る

■売上高はやや計画を下回る

 巴工業<6309>(東1)は30日引け後、今期16年10月期第2四半期連結業績予想の修正を発表した。

 売上高は、前回予想を7億53百万円下回る198億47百万円(当初予想比3.7%減)、営業利益は2億08百万円上回る9億18百万円(同29.3%増)、経常利益は79百万円上回る7億89百万円(同11.1%増)、純利益は1億55百万円上回る5億05百万円(同44.3%増)と売上高は当初予想を下回るものの利益は上回る見込み。

 売上高は、やや計画を下回る見込みであるが、利益面については、化学工業製品販売事業の収益性の高い事業分野の増収効果と販管費の減少により、当初予想を上回る見込み。

 通期業績予想は、機械製造販売事業、化学製品販売事業がともに計画通りの水準を維持するとの見込みから期初予想を据え置いている。

 当社の株価指標は、PER(予)22.51倍、PBR(実績)0.60倍、配当利回り3.02%となっている。

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