ストリームの第1四半期はインターネット通販事業の営業利益が15.2%増加

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■今期業績も2桁増収増益を見込む

 ストリーム<3071>(東マ)は8日、17年1月期第1四半期(16年2月~4月)の連結業績を発表した。

 売上高が55億6200万円(前年同期比4.6%減)、営業利益が9200万円(同1.2%減)、経常利益が8300万円(同8.3%減)、四半期純利益が6700万円(同30.6%減)となった。

 発表によると、インターネット通販事業は売上高が同5.1%減の50億9100万円、営業利益が同15.2%増の8000万円だった。

 「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」等の外部サイトの売上が好調で、16年4月には「amazonマーケットプレイス」へも新規出店をしている。売上動向は、携帯端末でのSIMロック解除義務化の影響で、SIMフリー携帯端末の需要が高まり、取扱いアイテム数の増加を図ることで売上を伸ばしている。主要商品の売上では、家電が同5.5%増、パソコンが企業の決算期需要を取り込み同23.2%増、周辺機器・デジタルカメラが同28.9%減となった。

 ビューティー&ヘルスケア事業は、売上高が同12.1%増の5億9300万円、営業利益が同49.1%減の1200万円だった。

 子会社のエックスワンが手掛ける国内免税店での店舗販売は、インバウンド需要により収益を確保している。また、16年1月から会員募集を開始した「X-oneショッピングクラブ」も順調に会員拡大を図り、4月から開校した「ビューティーマスターカレッジ」も予定通りスタートした。
 
 17年1月期の連結業績見通しは、前回予想(3月14日公表)を据え置き、売上高が256億5100万円(前期比11.4%増)、営業利益が5億1300万円(同36.8%増)、経常利益が5億円(同33.0%増)、純利益が3億8800万円(同27.7%増)と2桁増収増益を見込んでいる。

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