【銘柄フラッシュ】櫻島埠頭など急伸し上場5日目のチェンジは実質5日連続ストップ高

銘柄

 10月3日(月)は、東証1部の値上がり率1位がホクシン<7897>(東1)の32.6%高となり、前週末の大幅な業績見通し増額発表などが好感されて一気に年初来の高値を更新。2位はフォーカスシステムズ<4662>(東1)の17.5%高ストップ高となり、長い間小動きだったためか、10月4日から開催される技術展「CEATEC2016(CPS/IoT Exhibition)にフォーカスビーコンなど出展などが言われて急伸。3位はアダストリア<2685>(東1)の13.6%高となり前週末に発表した四半期決算などが好感された。

 サイバーコム<3852>(東1)は連続最高益の見込みで値幅妙味も大とされて3週間ぶりに再び動意を強め12.4%高。ネクシィーズ<4346>(東1)は連結子会社ブランジスタ<6176>(東マ)がスマートフォン向けゲーム「神の手」の新企画など材料に期待集まり午後ストップ高となったことなどが言われて12.4%高。

 ワイヤレスゲート<9419>(東1)は「IoT」(すべての機器がネットでつながる)事業に関連する新会社設立などが好感されて8.8%高。さくらインターネット<3778>(東1)は地銀などがフィンテックを応用する新出入金システムで合弁と伝えられたことなどが言われて8.5%高。櫻島埠頭<9353>(東2)はカジノ解禁への期待に加えて大阪万博に向けた期待も言われて30.7%高の急伸。阿波製紙<3896>(東2)は東証1部への昇格決定が好感されてストップ高の17.9%高。JFEシステムズ<4832>(東2)は「IoT」への取り組み積極的とされて7.3%高と出直りを拡大。

 システム・ロケーション<2480>(JQS)は業績見通しの増額などが好感されてストップ高の19.1%高。スーパーバリュー<3094>(JQS)は13時に業績見通しの大幅増額を発表し6.5%高と高値を更新。エスプール<2471>(JQS)は9月27日の増額発表が見直されて出直り6.9%高。

 リアルコム<3856>(東マ)は監理銘柄の解除を好感して3日連続ストップ高の15.4%高。上場5日目のチェンジ<3962>(東マ)は次世代型のITコンサルなどが注目されて実質5日連続ストップ高。カナミックネットワーク<3939>(東マ)は介護支援ITシステムが国策に乗るとされて出直りを強め15.4%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る