【株式市場】「トランプ・リスク」後退の見方広がり日経平均は一時281円高と大幅反発

株式

◆日経平均の終値は1万7177円21銭(271円85銭高)、TOPIXは1362.80ポイント(15.76ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億5423万株

チャート11 7日後場の東京株式市場は、TOPIXやJPX日経400はモミ合いに転じたが、引き続き米大統領選を前にFBIがクリントン氏の訴追を見送る方針と伝えられて「トランプ・リスク」が後退したことが好感され、日経平均は14時過ぎに前場の高値を更新して281円53銭高(1万7186円89銭)まで上げた。3日ぶりに反発して1万7000円台を回復した。主な株価指数はそろって高い。

 後場は、ミサワホーム<1722>(東1)ライオン<4912>(東1)が4日発表の決算などを好感する形で一段高となり、同じく太平製作所<6342>(東2)や業績予想を増額したイグニス<3689>(東マ)はストップ高。7日正午過ぎに発表したアルコニックス<3036>(東1)小野薬品工業<4528>(東1)が上げ、エイチアンドエフ<6163>(JQS)は日立造船(7004)によるTOBを材料にストップ高。

 東証1部の出来高概算は17億6163万株(前引けは8億5423万株)、売買代金は1兆9716億円(同8981億円)。1部上場1987銘柄のうち、値上がり銘柄数は1489(同1490)銘柄、値下がり銘柄数は423(同399)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、輸送用機器、ガラス・土石、金属製品、機械、銀行、

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る