【銘柄フラッシュ】サイバーステップなど急伸し株価2ケタ、ひとケタ銘柄も物色

銘柄

 23日は、上場投信を除く東証1部の値上がり率1位がキムラタン<8107>(東1)の16.7%高となったが株価ひとケタのため例外。2位はブイ・テクノロジー<7717>(東1)となり、16年12月下旬に複数の海外フラットパネルディスプレイ会社から製造装置を受注との発表に続き、独自開発の有機ELディスプレーについて中国メーカーと契約交渉中と伝わり急伸16.5%高。3位はエストラスト<3280>(東1)の11.6%高となり、同社を西部ガス<9536>(東1)が買収の方針との報道が材料視されて約2週間ぶりに昨年来の高値。

 gumi<3903>(東1)は11~1月の第3四半期好調との見方あり11.1%高。GMOクラウド<3788>(東1)は業績好調で2017年5月に設立20周年のため何かあるのではと期待され高値更新の10.2%高。電通国際情報システム(ISID)<4812>(東1)は決算見通しの増額修正などが好感されて8.1%高。クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は建築プロデュース事業などを展開する子会社アーキテクト・エージェンシーがプロデュースした屋上菜園付き賃貸タウンハウスがTBSテレビで放送されたとされ高値に接近の6.6%高。

 郷鉄工所<6397>(東2)は東証1部の主力銘柄が冴えない中で低位株物色が波及とされて戻り高値の11.4%高。ソリトンシステムズ<3040>(東2)は12月決算好調の見方があり11月につけた昨年来高値に急接近の10.7%高。岡本工作機械製作所<6215>(東2)は米北東部に3店目の支店を予定するとされて高値更新の8.7%高。

 サイバーステップ<3810>(東マ)は7日連続ストップ高となり1月13日発表の四半期業績が好感されたのに続きスマートフォンゲームに関する発表が相次ぎ29.0%高。リミックスポイント<3825>(東1)は仮想通貨を扱う子会社が香港企業に仮想通貨システム提供とされて急伸ストップ高の25.3%高。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は12月締めの第2四半期業績などへの期待などが言われてストップ高の19.2%高。

 santec<6777>(JQS)は政府系ファンドが香港・グアム間の海底ケーブル敷設を支援とされ光通信システムが注目されたようでストップ高の20.9%高。シンクレイヤ<1724>(JQS)は業績回復が目立ち3期ぶりの復配見通しなどで株価の居どころも変わるとされて高値を大きく更新して19.4%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る