ラクーンの連結子会社、トラスト&グロースのサービス全体の保証残高が100億円を突破

株式市場 銘柄

■「T&G売掛保証」に加え、ネット完結型の売掛保証サービス「URIHO」、「事業用家賃保証」も順調

 ラクーン<3031>(東1)の連結子会社、トラスト&グロースの2017年2月末時点のサービス全体の保証残高が100億円を突破した。

 トラスト&グロースは、企業の販売先に対する売掛債権を保証し、万が一支払い不能になった場合にあらかじめ設定した保証金額を支払うサービス「T&G売掛保証」を展開している。そこで培ったノウハウや経験をもとにサービスの幅を広げてきた。年商5億円以下の中小企業向けネット完結型の売掛保証サービス「URIHO」は、中堅企業や大企業だけでなく新たに小規模事業者を対象に2016年に開始したサービス。もう一つのサービス「事業用家賃保証」においても、事務所や店舗等、事業用の賃貸借物件で発生する滞納家賃の保証にトラスト&グロースの強みを活かして展開している。こうした近年の取組みの積み重ねにより、保証残高を順調に伸ばしてきている。

 第3四半期の保証事業の業績は、売上高5億38百万円(前年同期比9.3%増)、セグメント利益1億34百万円(同69.5%増)と順調に推移していることから、通期でも好業績が期待できる。

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