【株式市場】米経済指標など気になり日経平均は軟調だが好業績株は強い

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万554円47銭(65円79銭安)、TOPIXは1672.22ポイント(0.65ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億115万株

 18日後場の東京株式市場は、夜9時過ぎに米国の住宅着工件数などが判明するため、17日発表の日本の4~6月期GDPマイナス成長と合わせて日米の景況感のトーンダウンの可能性が言われ、日経平均は20円安から50円安の2万600円前後で一進一退となった。ソニー<6758>(東1)などは一段強含んだが日経平均の先物に重さがあった。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。
 
 後場は、東映<9605>(東1)が好決算を受けた三菱UFJモルガン・スタンレー証券の目標株価引き上げなどを材料に一段強含み、アルプス電気<6770>(東1)もクレディ・スイス証券の目標株価などを好感して高い。前場に続き商船三井<9104>(東1)などの海運株が原油安効果や四半期決算の見直しムードなどで高く、ザインエレクトロニクス<6769>(JQS)は自動運転技術などのベンチャー・ZMP社との共同開発などが言われて急反発し、テラスカイ<3915>(東マ)はキヤノングループとの代理店契約発表が伝えられて急反発。

 東証1部の出来高概算は18億115万株(前引けは9億8103万株)、売買代金は2兆309億円(同1兆5304億円)。1部上場1890銘柄のうち、値上がり銘柄数は950(同924)銘柄、値下がり銘柄数は821(同829)銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種(前引けも15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、銀行、ゴム製品、医薬品、保険、電気機器、その他金融、証券・商品先物、その他製品、建設などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
  2. ■「働いて働いて──」が年間大賞!多様な社会現象を映すトップテン発表  自由国民社は12月1日、年…
  3. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る