旅工房は上場4日目も急伸しストップ高、相対的な割安感など注目される

株式市場 銘柄

■全体相場を取り巻く外部環境に不透明感あり業績好調な新規銘柄を買う動きも

 旅工房<6548>(東マ・売買単位100株)は上場4日目の21日も上値を追い、取引開始後にストップ高の5540円(700円高円高)まで上げて連日ストップ高となった。パッケージツアーなどの旅行情報サイト「旅工房」の運営などを行い、4月18日に上場。オンライン旅行サイト銘柄の中ではPERが低いとして注目する様子がある。

 会社発表の2017年3月期の業績見通し(連結)は、売上高が前期比1.5%増の220.13億円、営業利益は同9.7%増の2.53億円、純利益は同15.7%増の1.56億円、予想1株利益は86円99銭。

 株価5500円でのPERは63倍になるが、たとえばエボラブルアジア(6191)のPER70倍前後などとの比較ではまだ割安ゾーンにあるといえる。全体相場を取り巻く外部環境に北朝鮮問題などの不透明感があるため、業績が好調なニューフェイス銘柄は手がけやすいようだ。(HC)

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