カネカは韓国、米国企業を相手方とする、ポリイミドフィルム製品に係わる米国特許侵害訴訟の判決に関して発表

■米国カリフォルニア州中部地区連邦地方裁判所はカネカの特許の有効性を認める

 カネカ<4118>(東1)は29日引け後、韓国、米国企業を相手方とする、ポリイミドフィルム製品に係わる米国特許侵害訴訟の判決に関して発表した。

 同社は、韓国の SKC Kolon PI, Inc.、及び、米国のSKPI製品の販売会社であった SKC, Inc.を相手方とし、カネカが所有するポリイミドフィルムに関する米国特許第 5,075,064号及び同第 7,691,961号に基づく特許侵害訴訟を米国カリフォルニア州中部地区連邦地方裁判所で争ってきたが、連邦地裁は、陪審評決(2015年11月24日公表)とその後の書面審理を経て、被告らの侵害およびカネカの特許の有効性を認めるとともに、SKC Kolon PI, Inc.がカネカに支払うべき損害賠償額を総額で約 13,488千米ドルと裁定する判決を5月24日(米国 太平洋標準時間)に決定した。

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