コーユーレンティアが明電システムソリューションと戦略的提携

ビジネス 万年筆 メモ

■「VR安全体感教育」を建設関連市場で拡販開始

 コーユーレンティア<7081>(東証スタンダード)は28日、明電システムソリューション(静岡県沼津市)と、戦略的な業務提携を締結し、サービスを開始すると発表した。明電システムソリューションにおいては、レンタル会社との同サービス販売店契約は初めてとなる。

 コーユーレンティアの主要市場である建設業関連企業を中心に、明電システムソリューションが有する安全ソリューション「VR安全体感教育」の提供を開始する。今後両社は、レンタルやサブスクなど様々なモデルで提供していくとした。

 近年の労働災害の中でも製造業および建設業での事故が多いといわれ、両業界で事故が多発するのは、危険な作業を伴うことはもとより、高齢化でベテランの技術者が減り、若年技術者への技術伝承がうまく進んでいないことも要因と考えられている。こうした中、実際の空間イメージを体感できるAR/VRへの関心は高まっており、製造業、建設業のトレーニングに加え、インフラ分野のメンテナンスなどでの活用が期待されている。ちなみにAR/VRの市場規模は、2030年には2021年比6.6倍の1,158億円が見込まれている。(2023年2月富士キメラ総研調べ)

 こうした状況においてレンティアグループでは、2024年度からスタートした中期経営計画「Next Evolution 26」において、「新規事業の創出」を重点施策に掲げ、建設現場向け市場におけるDX関連商品・サービスの拡大や、ICT関連のアライアンスパートナーの拡大を目標にしている。

 一方、明電システムソリューションは、明電グループのIT企業として、新ビジネスの創出を推進し、DXを強力に展開することでイノベーションを加速している。親会社の明電舎<6508>(東証プライム)では2008年より従業員を対象に安全体感教育を実施し、2016年には業界に先駆けてVRを活用した安全教育を展開している。

【サービスの特徴】
1.安心のクオリティ
 明電システムソリューションの独自のシステム・ノウハウが蓄積された「3軸VRシミュレータ(有償オプション)」を基盤としており、目で見て感じるだけの従来のVRに比べて、装置自身が動くことで、よりリアルな事故・災害の体感が実現できる。また業界や企業に精通したエンジニアにより、システムのカスタマイズも可能としている。

2.全国展開とサポート
 コーユーレンティアは、大手ゼネコンの建設現場事務所のFF&Eレンタルにおいて高いシェアを有しており、毎月全国1,000以上の建設現場にサービスを提供している。これにより大手ゼネコンや設備会社の本社や支店に加え、建設現場事務所に対し、直接提案・納品が可能となる。また「VR安全体感教育サービス」の提供に合わせて、教育運営に必要な映像や音響などの周辺機器(ICT機器など)とネットワーク工事、併せてオフィス家具などの事務所備品も提供可能となる。

3.レンティアグループでの社内実践
 今後、グループの連結会社でイメージングとICTの工事を行うイノテックスエンジニアリング株式会社や、ロジスティックスを担うコーユーロジックス株式会社においても「VR安全体感教育」を取り入れ、社員の安全と品質の向上を図るとともに、社内実践を通じ顧客企業に向けて、より良いサービスの提供を行う方針だ。

 今後両社は、「安全はすべてに優先する」を共通の想いとし、顧客企業および社会にとって価値ある商品・サービスを提供し、サステナブルな社会の実現と社会課題の解決に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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