船場は「天保山客船ターミナル」材料視する様子あり回復基調

株式市場 銘柄

■PERは11倍前後になり割安感が

 船場(せんば)<6540>(東2)は22日の前場、1189円(30円高)まで上げて出直りを強めた。商業施設の立地評価やイメージ戦略、企画・設計・施工までを手がけ、「大阪市は『天保山客船ターミナル』を建て替える民間事業者の募集を始めた」「上層階にホテルや商業施設を備えた施設を整備する提案を求める」(日本経済新聞8月22日付け朝刊・関西経済面)などと伝えられたことを材料視する様子がある。

 さる7月31日に今12月期の業績予想を下方修正したため、株価は8月初に水準を一段切り下げた。しかし、8月14日に第2四半期決算を発表し、株価も16日の1130円を下値として回復基調になっている。PERは11倍前後になり、類似業種銘柄の中では割安感があるといえる。(HC)

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