東洋ドライルーブがストップ高、好業績が注目し直されたとの見方

株式市場 銘柄

■前期の76%営業増益に続き今期も50%増益を見込む

 東洋ドライルーブ<4976>(JQS)は31日、9時30分過ぎにストップ高の4060円(700円高)に達し、2008年に上場して以来の高値を更新した。特殊な固体潤滑剤の大手で、業績見通しの上方修正を発表した8月初旬から上値を追う相場が始まり、8月28日にアナリスト向け決算説明会の資料をホームページにアップしたため、好業績株を選別して注目し直されたとの見方が出ている。

 2017年6月期の連結業績は営業利益が前年度比76%増加し、今期・18年6月期の見通しも同50%の増加とするなど、大幅増益が続く見通し。今期の予想1株利益は366円30銭。株価はストップ高の水準でもPER11倍ソコソコに過ぎない。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■開発者や投資家に加え、警鐘を鳴らす識者やアーティストも選出、多様な視点でAIの未来を問う  米T…
  2. 【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】 ■広がり始めた「AI格差」  生成AIの利用が急速に…
  3. ■R35 GT-R最終生産、累計4万8000台が築いた伝説  日産自動車<7201>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る