丹青社が高値を更新、第2四半期の業績見通しを増額し注目再燃

株式市場 銘柄

■通期の見通しは据え置いたが増額の余地に期待強まる

 丹青社<9743>(東1)は5日、飛び出すように上値を追って始まり、取引開始後に7%高の1242円(81円高)まで上げて2000年以降の高値を更新した。4日の取引終了後に第2四半期の連結業績見通し(2017年2月~7月累計)を全体に増額修整し、好業績への注目が再燃している。

 第2四半期の連結累計業績は、営業・経常・純利益とも前回見通しを23%から24%引き上げた。各セグメントとも収益向上に向けた施策が奏功し、利益が前回予想を上回る見通しになった。1月通期の見通しは据え置き、発表文の中で「特段の悪化要因は現在のところ顕在化していない」と慎重な姿勢をみせた。しかし、上期の好調さが継続すれば通期見通しも増額の余地が広がるとの見方が少なくない。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る