大手銀行株が急伸「日銀マイナス金利0.1%を維持」と伝わり日経平均も一時220円高

株式

■マイナス金利の「深堀り」なく銀行株にとっては好材料に

 大手銀行株が後場急伸し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1・売買単位100株)は13時30分にかけて7.5%高の554.3円(38.9円高)に、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1・売買単位100株)は7.8%高の3704.0円(267.0円高)に、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1・売買単位100株)は5.5%高の183.8円(9.6円高)に達した。

 日銀の金融政策決定会合(20~21日)の結果が13時頃から断続的に伝えられ始め、「日銀、マイナス金利0.1%を維持」「長短金利操作付き量的・質的金融緩和の導入を決定」「長期金利ゼロ%程度で推移するよう買い入れ」(日経速報ニュース)などとの金融政策が好感された。これを受け、日経平均も急伸して一時220円高の1万6712円まで上げている。

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