エランが上場来の高値、9月末の株式2分割に向け期待強まる

株式市場 銘柄

■看護・介護の日常用品を提供

 看護・介護用品などのエラン<6099>(東1)は8日、再び上値を追う展開になり、11時を過ぎては6%高の3140円(169円高)前後で推移し、株式分割などを調整した上場来の高値に進んでいる。入院時や入所時に日常生活に必要な衣類やタオルなどをセットで提供。9月30日を基準日として1株を2株に株式分割するため、中下旬にかけて買い優勢になるとの読みが働き、前倒し的に買いが先行してきたようだ。

 今期・2017年12月期の業績見通しは、連結純利益を6.6億円(前期間では単独決算になり実績純利益は5.0億円)とし、予想1株利益は84円83銭。株価はPER36倍になるが、テクニカル的には、2月から6月にかけて2倍の値上がりをした局面に続く2段上げ相場(騰勢第2波)と見ることができるようで、4000円前後が見込めるとの見方も出ている。(HC)

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