
■運営委員会を設立し、豪州内外の新規鉱山調査・評価・開発を推進
双日<2768>(東証プライム)は3月13日、日豪レアアースを通じて豪州のレアアース大手ライナスと、レアアース鉱山の新規開発に向けた検討開始で基本合意したと発表した。あわせて、日本向け中重希土類の取扱品目と供給量の拡大でも合意し、レアアースのサプライチェーン多角化を進める。レアアースは電気自動車や産業ロボットなど先端技術製品に欠かせない原料であり、安定調達の重要性が高まっている。
双日は前身の日商岩井時代の1960年代からレアアースを取り扱い、2011年には西豪州マウント・ウェルド鉱山由来の軽希土類について日本市場向け独占販売契約を締結した。さらにJAREを通じてライナスへ複数回の出融資を実施し、2023年3月にはジスプロシウム(Dy)とテルビウム(Tb)の最大65%について日本向け供給を確保、2025年10月から輸入を始めている。
今回、JAREとライナスの長期供給契約更新により、ライナスが生産する中重希土類の最大75%が今後日本向けに供給される。新たにサマリウム(Sm)、イットリウム(Y)、ルテチウム(Lu)、ガドリニウム(Gd)の4品目を追加し、このうちサマリウムは2026年度第1四半期から輸入開始予定だ。あわせて運営委員会を設立し、マウント・ウェルド鉱山の拡張を含む豪州内外の新規鉱山調査・評価・開発を進め、中重希土類の供給拡大を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























