ワイヤレスゲートがTangerineへ追加出資、Wi-Fi事業の業務提携を強化

■マーケティング活用を中心としたビックデータ事業の拡大を共同で推進

 ワイヤレス・ブロードバンドサービスを提供するワイヤレスゲート<9419>(東1)は、Beacon及びIoTマネージメントプラットフォームを提供するTangerine(東京都渋谷区、「タンジェリン」)へ追加出資し、Wi-Fi事業での業務提携を推進すると発表した。

 ワイヤレスゲートは、これまでにタンジェリンへ出資(16年10月13日公表)しており、今回の追加出資はタンジェリンが行う第三者割当増資を引受け、同社株式を取得する。出金額は軽微とした。

 タンジェリンは、これまでBLEビーコンをコアとするTangerine nearME(ロケーションサービスプラットフォーム)を流通小売業・飲食サービス業などを含む地方自治体の顧客へ提供してきた。特に近年では、訪日外国人旅行者の増加にあわせ、外国人旅行者に対しロケーションに即した効果的な多言語情報の発信を希望する顧客への導入が増加している。

 今後は、タンジェンリンが既に展開しているロケーションサービスに「FON」のWi-Fiサービスを含むワイヤレスゲートのWi-Fiインフラを連携し、インバウンド向け情報発信サービスや位置情報連動型広告サービスなどマーケティング活用を中心としたビックデータ事業の拡大を共同で推進していくとしている。

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