【株式市場】個別物色の色彩が濃く主な株価指数は軟調小動きだが新規上場の2銘柄など活況

株式

◆日経平均の前引けは2万2887.89円28銭(14円87銭安)、TOPIXは1827.18ポイント(1.90ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億2675万株

チャート6 25日(月)前場の東京株式市場は、米・英などの株式市場が週明け25日もクリスマス休場のため個別物色の色彩が濃く、業績見通しを増額修正した飛島建設<1805>(東1)が活況高となり、月次動向が好調だったジーンズメイト<7448>(東1)は急伸。日経平均は朝方の8円35銭高(2万2911円11銭)を上値に小動きを続け、前引けは14円87銭安(2万2887円89銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数も軟調だが、日経JASDAQ平均も軟調。

 三井不動産<8801>(東1)などの不動産株が強く、新年は2019年秋の消費増税を控えた駆け込み需要に沸くとの思惑が言われて売買活発。ビーロット<3452>(東マ)は12月期末の大幅増配と1月の株式分割が好感されてストップ高。

 25日、新規上場となった要興業<6566>(東2・売買単位100株)は9時48分に950円(公開価格750円の27%高)で売買が成立し初値がつき、その後985円まで上げて売買をこなし、前引けは954円。

 同じくABホテル<6565>(JQS・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1500円を70%上回る2550円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は5億2675万株、売買代金は7700億円。1部上場2064銘柄のうち、値上がり銘柄数は722銘柄、値下がり銘柄数は1250銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る