サッポロHDは配当落ちを埋め実質高い、朝方を下値に回復強める

株式市場 銘柄

■2018年の値上げや「プラチナくるみん」ファンドによる買いなど期待

 サッポロホールディングス<2501>(東1)は27日の後場寄り後に3510円(25円安)をつけ、朝方の3450円(85円安)を下値に回復が目立っている。12月期末配当を37円の見込みとしており(11月の第3四半期決算発表現在)、権利確定日の26日を通過し、27日は配当落ち分を加味して理論上37円安でも前日比変わらずになるため後場は実質堅調相場となっている。

 2018年4月から業務用ビールなどの値上げを発表済み。また、17年12月には、子育て支援などに積極的に取り組む企業として、厚生労働省から「プラチナくるみん」の認定を受けた。このところは、「くるみん」や「なでしこ銘柄」「えるぼし」などに認定された企業に注目して株式投資する投資信託「好循環社会促進日本株ファンド」(設定・運用:損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント)などがあり、こうしたファンドの動向も注目されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る