相場組立は年足・月足・週足・日足の順で眺めるがよし=犬丸正寛の相場格言

■相場組立は年足・月足・週足・日足の順で眺めるがよし

 たとえば、日経平均を年足でみればアベノミクスが始動した2013年は約57%の上昇でした。まず、この点をしっかり頭に入れておくことが大切です。よほどのことがないと2年続けて50%を超える値上りは難しいのです。実際、2014年の日経平均は約10%の値上り率にとどまり前年に比べ小さくなりました。2015年はこれまでのところ5%強の上昇です。

 人というもの、これまでと同じことがこれからも続くと思い込みがちですが、相場も生き物ですから体力的な限界はあります。

こうした流れからみると、今の相場では大幅高を狙うより小幅高狙いで売買回数を増やす投資戦法、いわゆるホームランよりシングルヒット狙いがマッチしているといえます。

年足チャートは政治、経済を反映し、月足は企業々績、週足は信用取引中心の需給関係、そして日足チャートは相場の勢いを、それぞれよく現しているものとされます。物事は、大きく括って中くらいにまとめ細かく見ることが大切といわれます。相場も同じように今ある位置を大きい流れの中で捉えることが大切といえます。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)

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