【株式市場】円安など受け日経平均は一時259円高まで上げるが前引けにかけてダレ模様

株式

◆日経平均の前引けは2万1700円94銭(55円57銭高)、TOPIXは1756.63ポイント(6.72ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億2075万株

チャート6 8日(木)前場の東京株式市場は、NYダウが小幅安にとどまり、為替の円安基調や欧州株式の全面高が好感され、日経平均は株価指数の先物主導で取引開始後まもなく上げ幅を200円台に広げ、10時過ぎには259円53銭高(2万1904円90銭)まで上げた。ただ、日経平均への寄与度の大きいソフトバンクグループ<9984>(東1)は好決算の割に重い印象。日経平均は前引けにかけて値を消し55円57銭高(2万1700円94銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も堅調。

 自動車株や精密株などが総じて高く、東急建設<1720>(東1)は7日発表の第3四半期決算が好感されて活況高。パシフィックネット<3021>(東2)は最バー攻撃対策システムなどに期待が強く2日連続ストップ高。フィル・カンパニー<3267>(東マ)は東証1部に向けた立会い外分売が好感されて急伸。うかい<7621>(JQS)は業績動向や経営戦略など再評価との見方があり高値を更新。

 東証1部の出来高概算は8億2075万株、売買代金は1兆5739億円。1部上場2065銘柄のうち、値上がり銘柄数は1376銘柄、値下がり銘柄数は592銘柄となった。(HC)

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