【株式市場】米国務長官の解任など要因に様子見姿勢があり日経平均は軟調で一時240円安

株式

◆日経平均は2万1740円80銭(227円30銭安)、TOPIXは1741.01ポイント(10.02ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億1695万株

チャート9 14日(水)前場の東京株式市場は、米国の国務長官解任や、NYダウが取引時間中に197ドル高まで上昇したにもかかわらず終値は172ドル安となったことなどを要因に手控える様子が見受けられ、株価指数の先物が大きく反落して始まった。トヨタ自動車<7203>(東1)なども軟調に始まり、日経平均は203円安で始まった後、持ち直す場面はあったが値を保てず、11時過ぎには240円58銭安(2万1727円52銭)まで軟化した。前引けも227円30銭安(2万1740円80銭)とさえない。東証マザーズ指数も安い。一方、東証2部指数、日経JASDAQ平均は高い。

 石川製作所<6208>(東1)などの防衛関連株が朝方急伸し、米国の次期国務長官ポンペオ氏は北朝鮮に対して厳格な考えの持ち主と伝わったことなどが材料視され、アイティフォー<4743>(東1)は仙台市の給食費管理システムを受注とされて活況高。ソネット・メディア・ネットワークス<6185>(東マ)は株式分割などが材料視されて高値を更新した。

 東証1部の出来高概算は5億1695万株。売買代金は1兆53億円。1部上場2070銘柄のうち、値上がり銘柄数は562銘柄、値下がり銘柄数は1396銘柄。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る