テラが4日続伸、世界7ヵ国での特許など好感され上値を追う

株式市場 銘柄

■発表翌日の高値を上回り需給面でも上値を追いやすくなったとの見方

 テラ<2191>(JQS)は14日の後場、8%高の723円(52円高)で始まり、4日続伸基調となっている。「樹状細胞」という、当初は耳慣れなかった用語を世に広めた創薬ベンチャー企業で、3月8日に新規がん抗原ペプチドに係る特許がインドで成立したこと(7ヵ国目)、新たに開始する受託事業において新規がん抗原ペプチドを提供することを発表し、注目が再燃している。

 発表の翌取引日には一時ストップ高まで上げて急伸し、その後も終値ベースでは毎日続伸してきた。14日は、ストップ高となった日につけた高値712円を上回ってきたため、参加者全員が買い回転の利く状況になり、上値を追いやすくなったとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る