アクアラインは調整一巡感、18年2月期利益横ばいだが19年2月期収益拡大期待

株式市場 銘柄

 アクアライン<6173>(東マ)は「水道屋本舗」屋号の水回り緊急修理サービス事業を主力としている。18年2月期の利益は横ばい予想だが、19年12月期の収益拡大を期待したい。株価は高値圏から反落して水準を切り下げたが、調整一巡感を強めている。

■水回り緊急修理サービス事業が主力

 「水道屋本舗」屋号の水回り緊急修理サービス事業を主力として、ミネラルウォーター事業も展開している。ミネラルウォーター事業では17年8月、アクアクララと業務提携している。

■18年2月期利益横ばいだが19年2月期収益拡大期待

 18年2月期連結業績予想(2月15日に売上高を増額、利益を減額修正)は、売上高が52億09百万円、営業利益が3億47百万円、経常利益が3億47百万円、純利益が2億15百万円としている。

 17年2月期の非連結業績との比較で、受注件数が順調で増収だが、人件費や広告宣伝費の増加で利益は横ばいにとどまる見込みだ。19年2月期の収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡感

 株価は1月の上場来高値3570円から反落して水準を切り下げたが、2000円で調整一巡感を強めている。3月29日の終値は2150円、前期推定連結PERは約19倍、時価総額は約44億円である。

 週足チャートで見ると52週移動平均線を割り込んだが、2000円近辺が下値支持線となりそうだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る