【株式市場】日経平均は5日続伸だがトランプ大統領の貿易赤字への言及など注視され小幅高

株式

◆日経平均の終値は2万2191円18銭(32円98銭高)、TOPIXは1750.18ポイント(0.51ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億7719万株

チャート13 19日後場の東京株式市場は、午前中に日米首脳会談を締めくくる共同声明が伝えられ、トランプ大統領が対日貿易赤字に言及したため様子見ムードがあり、キヤノン<7751>(東1)が14時過ぎから前日比でマイナス転換するなど、主力株の中に値を消す銘柄が見受けられた。日経平均も後場寄り後の140円高を上値に一進一退となり、大引けにかけては上げ一服模様になった。東証2部指数は高いが、マザーズ指数は朝から軟調なまま小動き。前引けは堅調だった日経JASDAQ平均は軟調に転じた。

 後場は、エムアップ<3661>(東1)がVR(仮想現実)関連事業会社の設立などを材料にストップ高を続け、グローバルウェイ<3936>(東マ)はスイスでの仮想通貨事業などが連日注目されて4日連続ストップ高。ベクター<2656>(JQS)は台湾企業が開発したスマートフォンゲーム「神殿戦記」の国内独占ライセンス獲得が注目されて一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は15億7719万株(前引けは8億381万株)。売買代金は2兆5927億円(同1兆2755億円)。1部上場2082銘柄のうち、値上がり銘柄数は1177(同1210)銘柄、値下がり銘柄数は822(同769)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、非鉄金属、鉄鋼、石油・石炭、電力・ガス、鉱業、海運、機械、卸売り、銀行、保険、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る