【銘柄フラッシュ】グローバルウェイなど急伸し日本トムソンなど決算発表後も下値堅くチャート妙味強まり活況高

株式市場 銘柄

 21日は、東証1部の値上がり率1位にキリン堂ホールディングス<3194>(東1)の14.7%高が入り、ドラッグストア各社の中で3月決算銘柄の業績が総じて好調だったため同社の5月第1四半期も期待できそうとの見方があったとされて再び高値を更新。

 2位はアイビーシー<3920>(東1)の10.4%高となり、18日に決算説明会の資料をアップして注目し直されたとの見方があり、再び出直りを強めて戻り高値を更新。

 3位は日本トムソン<6480>(東1)の10.3%高となり、14日の決算発表直後に急伸し、その後も下値が堅いため大幅増益を評価する動きが再燃したとされて一段高。

 技研ホールディングス<1443>(東2)は18日の取引時間中に3月決算の着見通しの減額修正を発表したが株価は底堅く、この日の取引終了後に決算を正式に発表し、今期の業績予想が大きな数字だったため好感されて22.4%高と大きく反発。テクノスマート<6246>(東2)は11日に今期も連続大幅増益見込みの好決算を発表し、直後に上値を追ったあとも下値が堅くチャート妙味が強まったとされて注目されたようで再騰し7.3%高と戻り高値。

 グローバルウェイ<3936>(東マ)は、個人が空き時間を売買できるサービス「TimeTicket(以下、タイムチケット)」を定量的に評価するタイムコイン事業の展開について期待や注目が再燃し、出直りを強めてストップ高の18.2%高。ファイバーゲート<9450>(東マ)は「ワンタッチWiーFi」の発表などが注目されて14.5%高と大幅反発。

 クロスキャット<2307>(JQS)は「働き方パフォーマンス診断セット」を材料視する様子があったようで18.0%高の一段高。チヨダウーテ<5387>(JQS)は3月決算で示した今期の大幅増益が注目されて朝方はストップ高まで上げ大引けは16.3%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る