【銘柄フラッシュ】アルデプロなど急伸し曙ブレーキは新構造の開発など材料にストップ高

株式市場 銘柄

 13日は、東証1部の値上がり率1位に曙ブレーキ工業<7238>(東1)が入り、新構造の軽量・安定作動ブレーキに関する報道を受けて朝方から大引けまでストップ高の34.9%高。

 2位はライフスタイルショップなどのミサワ<3169>(東1)となり、12日に発表した第1四半期決算の大幅増益が材料視されて朝方からストップ高が続き18.7%高。

 3位はシンクロ・フード<3963>(東1)の14.2%高となり、引き続き経産省が選出する「攻めのIT経営銘柄2018」の中の「IT経営注目企業」に選定されたことが言われて安値圏からの出直りを継続。

 アルデプロ<8925>(東2)は10月下旬開催予定の株主総会での承認を経て「ホールディングス」(持株会社)に移行する予定で、不動産事業の単独展開から新たに物件を活用した民泊事業のほか、フィンテックの分野や再生可能エネルギー事業への参入を検討することが注目されたようで、株価2ケタの手軽さもあり15.9%高。インタートレード<3747>(東2)は外為売買システムや証券ディーリングシステムのIT(人工知能)応用による更新需要などが言われて大きく出直り14.7%高。

 アプリックス<3727>(東マ)は17.1%高となり、11日付で屋内測位・位置情報システム市場向けソリューションの開発を開始し「groma(仮称)」を発表したことが連日注目されたようで大幅続伸。SKIYAKI<3995>(東マ)は株式5分割が材料視されてストップ高の15.8%高。

 ラクオリア創薬<4579>(JQG)は同社創出の新薬候補の物質特許成立が注目されて11.4%高。システムズ・デザイン<3766>(JQS)は「知識検索型AI」などが材料視されて5月末から6月初に急伸した相場が再燃とされて9.4%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る