【銘柄フラッシュ】Aimingなど急伸し新規上場の3銘柄とも好発進

銘柄

 26日は、NY株の大幅安などを受けて主力株から下げる相場になったが、3月期末の配当・優待を得るための権利付最終日のため、武田薬品工業<4502>(東1)などの流通性があって利回り高めの銘柄には全体相場に連動して下げた所を買う動きが少なくない様子で、武田薬は1.9%安。住友商事<8053>(東1)は年間配当利回りが3%台後半とあって、業績予想の減額にもかかわらず0.6%安の小幅安にとどまった。

 昨日新規上場のAiming(エイミング)<3911>(東マ、売買単位100株)は19.8%高となり、制作実績のあるオンラインゲーム「剣と魔法のログレス いにしえの女神」がアップストアの週刊売上高トップと伝えられて高値を更新。3月19日に上場したヒューマンウェブ<3224>(東マ)は13.8%高となり、割安感の見直しや第三者割当による資金調達に加え、蠣(カキ)養殖事業の愛媛産「御荘湾」の細菌検査結果が食品衛生法の規格基準を大幅に下回ったとの発表も好感。

◆本日も3銘柄が新規上場となり、すべて公開価格を上回る初値がついた。

プラッツ<7813>(東マ、売買単位100株)は介護用ベッドなどを製造し、11時5分に公開価格3260円に対し41%高の5550円で初値がつき、後場6450円まで上げ、大引けは5030円。

日本動物高度医療センター<6039>(東マ、売買単位100株)は10時20分に公開価格1130円に対し44%高の1630円で初値がつき、1761円まで上げ、大引けは1640円。

モバイルファクトリー<3912>(東マ、売買単位100株)は位置情報連動型ゲームなどを開発し、13時9分に公開価格1410円のほぼ2倍の2812円で初値がつき、高値は3250円、終値は2358円となった。

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