【銘柄フラッシュ】アイ・ピー・エスなど急伸しメディネットは新株予約権の行使進展も期待され再び出直る

株式市場 銘柄

 10月18日は、ネオス<3627>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、12日に発表した業績見通しの大幅な増額修正が再び評価好感されて一段高となり、大引けは13.4%高で2014年以来の高値に進んだ。

 2位はエスケイジャパン<7608>(東1)の8.4%高で、やはり12日に発表した業績見通しの増額修正が好感されて発表翌日から連騰し2004年以来の高値。

 3位はエス・サイエンス<5721>(東1)の8.3%高となり、ニッケル市況高などが言われて注目再燃となったが、株価2ケタのため「率」は高く出てランキング上位に。

 4位はソースネクスト<4344>(東1)の6.4%高となり、世界74言語に対応した手のひらサイズの通訳機「ポケトークW」のリトアニア共和国ナショナルチームの日本でのテストキャンプに採用されたことが注目され、前後場ともジリ高傾向を続けて高値を更新。

 パス<3840>(東2)は17.3%高となり、ファンデーション「女優肌」をはじめとした「エクスボーテEx:beaute」ブランドの化粧品通販が中国の通販サイト「天猫」などを通じて好調との見方が言われて出直り拡大。ウインテスト<6721>(東2)は太陽光発電を遠隔監視・制御するシステムが横浜市の交付金事業として採択されたとの発表が注目されて9.4%高。

 メディネット<2370>(東マ)は2018年2月に発行した第13回新株予約権の権利行使(株式への乗り換え転換)が進んでいるのではとの期待が言われて再び出直りを強め11.0%高。RPAホールディングス<6572>(東マ)も11.0%高となり、11月末を基準日とする株式5分割などが連日注目されて再び急伸。

 アイ・ピー・エス<4335>(JQS)はNTTドコモ<9437>(東1)が17日付で発表した「ドコモ・レンディングプラットフォーム」が収益機会の増加につながるとの見方や、配当性向から見て増配の余地ありとの見方が言われ、後場一段高となりストップ高の20.7%高。高見沢サイバネティックス<6424>(JQS)は9月下旬に発表した「東京メトロ様向け新型ICチャージ専用機納入」などへの評価が再燃とされて急激に出直りストップ高の15.3%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る