アイビーシーは後場もストップ高、自社株買いや連結決算への移行など注目される

株式市場 銘柄

■前9月期の非連結決算は純利益が23%増加

 アイビーシー<3920>(東1)は11月15日、後場もストップ高の1492円(300円高)で始まり、朝方からほとんどこの値段で売買されて大商いとなっている。ITインフラの性能監視システムなどを手がけ、今期・19年9月期から連結決算に移行。14日の取引終了後、2018年9月期の決算(非連結)と今期の連結業績予想、および自己株式の取得(自社株買い)を発表し、注目集中となった。

 18年9月期の業績(非連結)は、売上高が前期比6.1%増加して12.90億円となり、純利益は同23.3%増加して1.41億円となった。今期から連結決算に移行し、連結業績予想は売上高が18.37億円、純利益が1.86億円、1株利益は32円70銭。

 また、自社株買いは、取得上限株数が22万株(保有自己株式を除く発行済株式総数の3.87%)、金額は2億6224万円。買い付けは、11月14日の終値1192円で15日朝8時45分の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)に委託する。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る